一路、名古屋へ。

5月に『千年女優』で出演する演劇祭「カラフル3」の定例ミーティングに参加するため、名古屋へ。
大阪から名古屋へ行く方法は以外とたくさんあって、新幹線や、近鉄特急や、車や、バスや…とまあ色々あるんですが、時間とお金を天秤にかけた結果やはり今回も新幹線で。
新大阪からたったの50分。
私の家から大阪へ出るよりも近い(時間的に)。
名古屋へは2回目ということもあって、前回は1時間前行動をとってしまって慣れない土地で時間を潰すのに苦労したけれど、今回はスムーズに、ジャストタイムで到着。
だけどやっぱりジャストタイムのため、名古屋城も見れてないしドアラにも会えてません。
名古屋弁も聞けてない気がします。


前回、滞在時間3時間でとんぼ返りだったのですが、今回は一泊して翌日の記者発表にもお邪魔させていただくことに。
今日のお供は清水かおり
本当は、今日の定例ミーティングは制作的なことが主なので、役者が来ないといけない必要はなかったんですが、せっかくスケジュールが空いていたので、これも何かの経験と思い同行してもらうことにしました。
私がどれだけ口で「神戸代表としてこの『カラフル3』に参加するんだよ。皆、頑張って!」と言っても、きっとその全貌はぼんやりしたもののままだと思うんです。
どんな人が、どんな思いで企画した演劇祭で、そこにどんな劇団がどこから参加して、私たちはどんな思いでそこに参加したらいいのか。
私自身、この夏に地域の制作者が集まる勉強会に参加して、肌で感じるところのものがあったので、メンバーにもこの「感覚」を感じてほしいと思ったのでした。


さて、今回同行の清水かおりが受けた印象はどうだったかというと…
「すごくおもしろかった」そうです。
多くは語りませんでしたが、何か感じてもらえたなら嬉しいなと思いました。


ミーティングのあとは懇親会。
個人的には、同じ関西から参戦の「特攻舞台Baku-団」の水本さんのお話がおもしろくておもしろくて、わざわざ名古屋で話をしなくてもいいんですけど(大阪で会えますからね)、こうして同じイベントに参加することがなかったらこんなにお話することもなかったかと思うと、これもまた新しい出会いであり発見だったなと思うのでした。
また、10年程前に別の現場でご一緒していた方とここでまさかの再会。
劇団コーヒー牛乳の浅倉さんです。
お互い、初めましての挨拶をしながら、途中で「あー!!!あのときの!」ってなって、一気に距離が縮まりました。
まだ演劇続けていたんだ。
懐かしい仲間たちの現状も聞けて、とてもとても嬉しかった。


この日は1次会でみなさんと別れて、ホテルへ。
清水と同室だったんですが、一晩中私がパソコン作業をしていたので安眠を妨げたのではと申し訳ない気持ちに。
それよりなにより、ふかふかのベッドを前にしてゆっくり横たわること無く過ごしてしまったもったいなさと言ったら…
でも、ホテル作業はなぜかはかどる。
作業が進む進む。
しばらくホテルに滞在したい、と本気で思った夜でした。