音箱が売れたよ!

今日はKAVCのリハーサル室で稽古。
私は風邪っぴきのため、皆に風邪をうつさないように、稽古場にちょろっと顔を出したあとはすぐに1Fに降りてギャラリー前のフリースペースでパソコンを広げて作業をしていました。
目の前のギャラリーでは「音箱展」、最終日ともあって大盛況。
私のいるフリースペースにはおっきな木の机とベンチが3セットあって、みなさん思い思いにくつろいでらっしゃいました。
2Fのダンス公演を観に来たお客さんとか、B1の映画を観に来たお客さん、そして斜め向かいにある演芸場に来たおばさま方、ザ・新開地なご近所のおじさまに、こどもたち。
それはそれはいろんな人が目の前を通り過ぎて行って、見ているだけで楽しい。
これこそ、複合施設KAVC@新開地ならではのアート感なんですよねえ。


さて、その「音箱展」ですが、最終日だということで大塚さんも休憩中に見に(聞きに?)行ったそうです。
休憩中はリハ室でお留守番をしていた私ですが、一足お先に休憩から帰ってきた山根によると、
「松村さんが誇らしげに、『大塚さんを案内するんだ!』と言って連れていってたよ。ふふ。」
とのこと。
わー、なんだかカワイイふたりだわ、楽しんで来てくれたらいいなーと思っていると、すぐにアッサリ帰ってきたんです。
「あれ、早かったですね。音箱どうでした?」
と尋ねると、
「一個しか聞けへんかってん」
と大塚さん。
はりきってギャラリーに入った途端、シャッターが降りて来たんだとか。
終了時間だったんですね(笑)。
「一個だけなら聞いてもらっていいですよ」
とのお許しをもらい、聞いたのはTAKE IT EASY!の音箱だったそうな(by 松村案内)。
TAKE IT EASY!の音箱には5人の歌声が入っていました。
…そんなの、大塚さん、いつでも聞けるのにね(笑)
貴重な1回を、スミマセン!


ところで、そんなTAKE IT EASY!の作品をお買い上げくださった方がいらっしゃったようなのです。
この「音箱」は、作家さんが値段を付けて販売することができるんです。
10万円という高価なものから、0円のプレゼント作品まで。
TAKE IT EASY!の音箱はワンコインの500円でした。
一体どなたが買ってくださったのか私たちには知ることができませんが、本当に本当に有り難うございました。
そして、こんなに楽しい企画に誘ってくださったKAVCスタッフの皆様、有り難うございました!


購入してくださった方のもとで、元気に鳴り響け音箱よ!