平成の浮世絵美女は、八頭身なのだ。



HEP HALLマンスリーフリーペーパー「ハチカイ」(ワタクシ、デザインさせていただいております。)のお仕事で、"平成の浮世絵師"東學さんのアトリエへ。
東學さんと言えば、演劇界ではチラシのデザイナーとしておなじみ。
そして、個人的に私が憧れ尊敬する大好きな師匠でもあります。


畳一枚分の等身大浮世絵美女がズラリと並んだアトリエで色々お話をお伺いしました。
2年ぶりくらいだったでしょうか、でも全然そんな感じがしないのです。
學さんの手がけたチラシは毎月のように劇場で目にすることができるし、188のblogで絵を描く學さんに毎日会えるのです。
久々の學さんは前とちっとも変わってなくて、なんだか安心。


中村中ちゃんが大好きやねん」ってことでDVDを流しながら筆を持つ學さん。
着物の柄を描こうとしたけど、羽の方が楽しいからってことで羽に変更。
黒い羽がシュシュシュシュって紙の上に現れてきます。
學さんの描く線はツヤツヤしていて瑞々しくて、ああ、もうなんて表現すればいいのか。
絵を描くところを撮影するのが私の今日の仕事なのに、ついついファインダー越しではなく肉眼で確かめたくなって、紙に吸い寄せられてしまいます。


學さんの描く女性は、皆とってもカッコイイ。
エロくてやわらかくて格好良くて…
昭和好きな學さんから生まれる女たちだけど、やっぱりそこにはしっかりと平成の格好良さがある。


そんな學さんの今日の一言。
「久しぶりやなあ…もう26くらいになったか?」


ごめんなさい…もう30です(笑)。
月日がたつのは、本当に早いのです。



東學墨画展「天妖」
日時 2008/6/26(木)- 29(日)11:00〜21:00
料金 入場無料
場所 HEP HALL
Project 629#8 specialization 東學墨画展「天妖」公式サイト→


興味のある方は、ぜひお越し下さい。
会期中、水口も会場のどこかにいると思います。